肩の関節は、関節の中でもっとも動く範囲が広く、怪我をしたり痛みが出やすい関節でもあります。 スポーツや日常生活で肩関節を捻ったり、ぶつけたり、使いすぎたりすることで痛みが出ますが、姿勢や生活習慣による筋力バランスの悪化が原因で痛みが出ることもあります。 肩に痛み・不調を感じたら、できるだけ早くご相談ください。
【代表的疾患や症状】 ・四十肩・五十肩(拘縮型) ・腱板損傷・腱板炎
鍼灸は一般的に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれ、疾患や症状に適した経穴(ツボ)に金属の細い針を刺入したり艾(もぐさ)をおいて燃焼させたりなど、生体に刺激を加えることで元々身体に備わっている病気を治す力を高めて元気にする施術法です。
クリニカルマッサージとは痛みや機能障害といった具体的な症状を改善するために、解剖学を熟知している国家資格を持ったスタッフが、軟部組織に行う手技療法のひとつです。短縮した筋組織は力を出せず、機能が低下するという考えをもとに、触れられることに反応を示すことを利用して、軟部組織へアプローチして自然で痛みのない機能を回復させます。
ハイボルテージとは、『痛みを和らげるために特化した治療』です。 ハイボルテージは皮膚に抵抗を与えず、深部にまで強い電気刺激を加えることが特徴です。そのため、痛みの原因となる老廃物の排出を促すことが期待でき、手技では届かないような身体の深い部分にまで刺激が到達し、かつ高電圧であるために短時間で効果を出すことができます。また、痛みを感じる神経を麻痺させることができますので、患部の鎮痛効果も期待できます。
超音波治療とは、『痛めた部位を温めて動きを良くするためや筋肉の緊張をやわらげる治療』です。 超音波療法には温熱効果と非温熱効果があります。温熱効果としては、【循環を改善させて疼痛を緩和】【組織の伸展性改善、筋スパズムの軽減】、非温熱効果としては、【骨癒合の促進効果】【皮膚組織の修復効果】【炎症組織の治癒促進】を目的として使用します。
適度な刺激で筋肉の緊張や滑走を改善することにより、疼痛緩和・血流改善・関節の機能回復などの効果が期待できます。
運動療法とは、怪我により落ちてしまった筋力や動きの悪くなった関節を運動を行うことにより元の状態に戻す治療です。自宅でも行える運動やストレッチ、日常生活で注意した方が良いことなどをわかりやすく丁寧にお伝えいたします。
低周波治療と比べ皮膚抵抗が比較的少なく(通電の際、痛みが少ない)、皮膚の下の深部(約5㎝程度)まで刺激できます。痛みの軽減、筋の柔軟性向上、浮腫の軽減、循環の促進等の効果が期待できます。